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72、150、300 dpi? PDF と画像の解像度をわかりやすく

PDF を画像に変換したりページをスキャンしたりすると、解像度を聞かれます。低すぎると文字がぼやけ、高すぎるとファイルが無駄に大きくなります。

解説 · 2 分で読めます · 2026年10月22日 更新

72 dpi150 dpi300 dpi

dpi は「dots per inch」、1 インチあたりのドット数の略で、ページの 1 インチを何ピクセルで表すかを示します。PDF のページには物理的な大きさがある(A4 は 8.27 × 11.69 インチ)ので、解像度で画像の横幅が何ピクセルになるかが決まります。

72 dpi150 dpi300 dpi
同じ文字を 1 インチあたり 72、150、300 ピクセルで描いたもの。

よく使うページでの数値

解像度A4(ピクセル)US Letter(ピクセル)用途
72 dpi595 × 842612 × 792サムネイル、プレビュー
150 dpi1240 × 17541275 × 1650画面、メール、SNS
200 dpi1654 × 23391700 × 2200拡大表示、小さな文字
300 dpi2480 × 35082550 × 3300印刷

解像度を 2 倍にすると幅も高さも 2 倍になるので、ピクセル数は 4 倍、ファイルもおよそ 4 倍の重さになります。

どれを選ぶか

  • 画面で見るなら 150 dpi。一般的なノートパソコンの画面では、A4 1 ページ全体が高さ約 1000 ピクセルで表示されます。150 dpi なら少し拡大する余裕があります。
  • 印刷するなら 300 dpi。印刷の標準です。それ以上にしても、紙の上ではまず違いがわかりません。
  • 小さな文字があるなら 200 dpi。7 pt の脚注は、150 dpi だと拡大したときにぼやけて見えることがあります。
  • 読んでほしい文字に 72 dpi は使わない。サムネイルにはよくても、それ以外には向きません。

なぜ 72 なのか

PDF はすべてをポイントで測り、1 インチは 72 ポイントです。72 dpi で変換すると 1 ポイントが 1 ピクセルになるので、A4 のページは 72 dpi で幅 595 ピクセル、つまりポイントで測った幅と同じになります。この数字は、1 インチに 72 ピクセルを表示し、画面上の文書が印刷したときと同じ大きさに見えた初期の Macintosh の画面も思い出させます。

スキャンの場合

スキャナーでも考え方は同じです。文字の書類ならグレースケール 200〜300 dpi で十分すぎるほどで、画面で読むだけなら 150 dpi でたいてい足ります。カラー 600 dpi は写真や美術作品向けで、ファイルはとても重くなります。詳しくは PDF が大きすぎる理由 をご覧ください。

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